Q&Aコーナー
よくあるご質問をまとめました。
皆さんのお悩みを解決するご参考に。
Q&A
- 表面利回りと実質利回りの違いを教えてください?
「利回り」とは、投資額に対して1年間でどれだけの収益があるかを見極める指標として使われていますが、不動産投資では「表面利回り」と「実質利回り」の2種類存在しますので間違いのないよう気をつけてください。
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■表面利回りとは
年間の家賃収入の総額を、購入価格で割った数字です。
表面利回り=年間の家賃収入÷物件価格×100
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■実質利回り
実質利回りは、年間の維持経費を加味した上で計算します。
実質利回り=(年間の家賃収入−年間の維持経費)÷(物件価格+購入時の諸経費)×100
自分の手取りがいくらになるかを知るには「実質利回り」です。
「表面利回り」だけで判断しないように注意しましょう。
また、実質利回りの「維持経費」は年ごとに変わり変動します。将来に渡って保証されているものではありませんのでご注意ください。
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- 現在、自宅の住宅ローンを借りていますが、それに加えて投資用のローンを組むことはできますか?
住宅ローンを借り入れ中でも、投資用ローンを借り入れることはできます。
ただし、年齢や年収などさまざまな条件を考慮した上で、金融機関が判断します。支払い能力があると見なされれば借入することができるでしょう。
- 自己資金はいくら必要でしょうか?
一般的に、投資物件の20〜30%あるのが理想的であると言われています。
よく「自己資金0円で始める不動産投資」などの広告を見かけますが、初期投資が少ないことだけで飛びついてはいけません。確かに、住宅ローンとは異なり、家賃収入を返済に充てられるため自己資金比率が少なくても済むといえますが、購入価格に対して自己資金額が多いほど、返済が楽になるのは言うまでもありません。
信頼できる会社に相談して話を進めていきましょう。
- 新築と中古の物件はどちらがいいですか?
一概にどちらが良いかは言えません。価格だけでなく、耐用年数や需要も合わせて検討する必要があります。
新築の物件は価格が高い分、最新設備が整っており耐用年数も長いため、当面はメンテナンス費用がかかりません。中古物件の場合、やはり価格が安いことが一番の魅力ですが、メンテナンス費用がかかることをある程度最初から計画しておく必要があるでしょう。
また、どちらにしても、空室にならないようなエリアを選ぶことが重要です。古くからある中古物件の方が良いエリアに建っている場合もあるため、新築物件の方が絶対に有利ということもありません。
初期投資額と運用資金のトータルでの収益プランや、条件の良いエリアの物件を探すには、専門家に相談してプランを作成するとよいでしょう。
- 一棟物件と区分マンションはどちらがいいですか?
どちらにもメリットとデメリットがありますので、ご紹介します。
・一棟物件の場合
一棟物件のメリットは、戸数が多いため空室リスクが軽減されます。また一棟全体を購入することになるため、自分の判断でリフォームや入居条件のルールなどを決めることができるのは大きな魅力です。
デメリットは、物件総額が高く、管理運営に関して手間がかかる点です。
・区分マンションの場合
比較的少額で投資をスタートできる点が区分マンションの大きなメリットです。また、自分の予算に合わせて複数の戸数を所有することができ、購入する物件の地域を分けることで、エリアを分散して投資することができます。
デメリットは、戸数が少なければ少ないほど空室のリスクは高まること。また、建物に属したルールが定められている場合が多く、入居条件を自分の都合で決めるのが難しいこと点が挙げられます。
それぞれの特性を把握した上で、自分の予算に合わせた投資方法を見つけてください。